時計に住みこむ白鳩と
空を駆け行く風達に
彼らは大きく両手を振りて
今日も街へと時告げる

街見下ろせば 石畳
いつしか風が連れてきた
彩り落ち葉 風に揺れ
白い石畳を 染めてゆく

まちびとの服も替わりつつ
風の温度も変わりゆく
時を刻み 季節を追って
彼らは今日も過ごし行く

港と海の見える丘
町を見下ろす時計塔
彼らは此処に住んでいる・・・
時計と小人と 〜秋風景


港と海の見える丘
街を見下ろす時計塔
彼らは其処に棲んでいる

山から下りる 秋風は
秋の薫りを漂わせ
小春日和の 街空を
海へと降りて消えてゆく

さながらそれは
1人で遠くを旅した子供が
少し大人びて お土産片手に
生まれた処へ帰るよう

時を告げゆる小人達
空を駆け行く秋の気配を
身体一杯浴びながら
空を見上げて仕事にかかる
風時計〜秋風の舞い

  演奏停止

●MIDI:夢幻
●イラスト:きゃめるさん
●テキスト:MIKIさん